熊本大学LGBTsサークル~polaris~

熊本大学非公認サークルpolarisの公式ブログです

第2回交流会の報告

 みなさんお久しぶりです。(久しぶり過ぎますね……すみません)

先日第2回の交流会を開催しました。前回はまさかの8月で、

時の流れを感じますね……(↓ 前回の報告は以下の記事から)

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 記念すべき第1回である前回はZoomで行いましたが、今回はようやく対面で

ということで、下通のお店でご飯を食べながら、2時間程交流会をしました。

 前回は発足したばかりということもあり4人でしたが、今回は

ありがたいことにポラリスに興味を持ってくれた人が増えて、

7人も集まってくれました!ほんとにありがたい限りです……

 交流会の内容としては、各自自己紹介をして、そこから趣味の話や学科のお話、

部活やサークルのお話、食べ物の話しを中心に盛り上がりました。

 Zoomには人目を気にしなくてよい、集合がしやすい、人数増えてもできるなど

良さはたくさんありますが、ご飯を食べながら同じ空間を共有できる対面には、

やっぱり代えがたい良さがありますね。

 交流会の場所として、一応完全個室のお店を選んだのですが、やはり他のお客さんが

いる中では話しにくいこともあるよね~ということで、2次会ではカラオケに行き、

歌も適度に歌いつつ気兼ねなくセクシャリティの話、恋バナを2時間ほどしちゃい

ました♪(案内されたのはまさかのパーティールーム!贅沢でした)

 お互いにセクシャリティの話を聞き合う中で、同じLGBTといっても

過去の経験、大変だったこと、悩んでいることはみんな異なっていて、

「性は人の数だけ存在している」ということを身をもって感じました。

 7人もいたということもあって、まだまだ話し足りない!というところで

今回の交流会は終わってしまいましたが、今後は場所選びが大事だよね、

人数増えてきたらどうしようか、 団員の家で一目気にせず鍋するのもいいね

といった嬉しい悲鳴を生かしていきたいですね。

 まだまだコロナの脅威は続いているということもあり、Zoomと対面それぞれの

良さを生かせるようにしていきたいと思います!ちょっと興味があるな、

交流会に参加してみたいな、相談したいことがあって、みたいな方がいれば、

このサイトのお問い合わせ欄はもちろん、twitterのDM、友達の紹介など

何でもOKです。(非公認サークルなので柔軟に対応できますよ)

 

 

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第1回交流会の報告

 皆さんお久しぶりです!どうお過ごしですか?

先日、第1回の交流会をZoomで行いました。

twitterでご連絡をいただき、計4人で自由にトークをしました。

 初めての交流会でどうなるのか心配でしたが、想像以上に盛り上がり、

セクシャリティについて、カミングアウトについて、恋愛話の他にも、

大学生活の悩み、オススメの本、自粛生活についてなどたくさんお話ししました。

なんと4時間もぶっ続けでおしゃべりしていたのですが、時間はあっという間に

過ぎていき、まだまだ話し足りないという感じでした。

 今後も交流会、おしゃべり会みたいなものをしていきたいと思うので、

興味がある方はぜひご連絡ください。対面での活動もしたいのですが、

しばらくはZoomになりそうかな……という感じです。

一人だと不安という人はお友達を連れてきてOKですし、少人数でしゃべりたい、

セクシャリティ関係なくただおしゃべりしたいという人も大歓迎です。

これから少しずつ活動をしていけたらと思います!

 

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オススメ番外編 LGBT+について知りたい

前回の紹介はこちらから ↓

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 こんにちは!気づけばゴールデンウイークも終わってしまい、

5月になっていましたね。

 今回は中の人の家の本棚にある本の中から、「LGBT+について知りたい!」という

人のために、書評付きで6冊選んでみました!

LGBT+についてあんまり知らないよという人から、そこそこ詳しいよという人まで

幅広く満足させられるように頑張って選書しました。

興味があったらぜひ読んでみてください。

 

 

はじめて学ぶLGBT

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自分らしく働くLGBTの就活・転職の不安が解決する本

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 僕たちのカラフルな毎日

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カミングアウト・レターズ

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13歳から知っておきたいLGBT

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あなたが気づかないだけで神様もゲイもいつもあなたのそばにいる

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オススメ2ぼくはちょっとイエローでホワイトで、ちょっとブルー

第1回はこちら ↓

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 今回はノンフィクションの本を紹介します。

こちらも1枚の画像にまとめたので、文章読むのしんどいよーという人でも

安心です!(時間があれば記事も読んでほしいです……)

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 この本は、アイルランド人の父(白人、ホワイト)と、

日本人の母(黄色人種、イエロー)を親に持つ”ぼく”のイギリスでの学校生活を

描いた作品です。著者である母は、「最底辺保育所」で働く保育士、

父は大型ダンプの運転手、そして息子である”ぼく”は、いわゆるエリート校である

カトリックの公立小学校に通い、生徒会長まで務めていたという、順風で平凡な

生活を送っていました。

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(恥ずかしながら、日本史選択だったのでアイルランドの場所知りませんでした……)

 しかし、”ぼく”が進学先として選んだ中学校は、優等生が集まる学校とは

正反対の「元底辺中学校」だったのです。そこは、社会の縮図とも言えるような

ところで、人種、宗教、貧富、住んでいる場所などあらゆる多様性に満ちていて、

思春期ということもあり、いじめ、格差、人種差別、暴動が絶えない学校だった

のです。学校生活を送る中で、”ぼく”は様々な悩みを抱えますが、

その悩みを抱え込むことをせず、母に相談しながらも、正面からぶつかっていこうと

します。「元底辺中学校」だからこそ見えてくる問題、そして時には

大人ですらも答えを見つけきれていない問題も投げかけられてきます。

 どうしてこの本を紹介したのかというと、日本国内だけを見ていては視野が

狭すぎるということを痛感させられたからです。というのも、「差別」という

ものに対して日本はあまりにも無頓着だからです。

 日本は島国ということもあり、基本的には「日本人」という種族が大半を

占めているため、「自分が日本人だ」ということをあまり意識しないことが多いと

思います。しかし、イギリスは同じ島国であっても、移民国家と言われるように

様々な人種の人が住んでいます。そうするとどうしても、出身地や肌の色、

移民なのかそうではないのかによって、人種差別(レイシズム)が発生して

しまうのです。

 他にも日本人はやたらと中国人、韓国人と区別したがりますが、欧州から見れば

同じ黄色人種、アジア人という区別でしかないそうです。

「イエローモンキー」とか「春巻き」という悪口が浸透しているらしいです。

 一方、他人種に触れる機会が少ない日本では、日本人なのか外国人なのかという

区別をしてしまいがちです。視野が狭いことは、本質を見失うことにつながります。

半分ホワイト、半分イエローのハーフである”ぼく”(ちなみに本のなかではハーフ

という表現は大変失礼だと書かれています)だからこその疎外感や違和感が

あるようです。

 また、日本は宗教にとても寛容なので、お寺と教会と神社が隣り合っていたり、

仏教徒なのにチャペルで結婚式をしたり、あまり意識しない人も多いです。

ただ、海外で「無宗教です」と言うとドン引きされるほど、彼らにとって宗教は

大切なものです。イギリスでは、公立のエリート校はカトリックと決まっていて、

その学校で教えられた(親を真似して勝手に身についたということもあるでしょう)

話すときのなまり、アクセントでない場合は出世できないと言われるほどです。

いい学校にはもちろん入学希望が集中しますが、定員オーバーの場合は

住んでいる場所が学校に近いひとを優先するというルールがあるようで、

貧富の差がそのまま学歴の差につながる世界なのです。

 日本では様々な方言があり、標準語を身に着けるように言われることはあっても、

方言を話したから出世できないなんてことはありませんし、学歴フィルターは

多少あっても宗教で出世への道が閉ざされるなんてことはまずないでしょう。

お金がないから進学できないということも、塾に通えないとか教材が買えないなど、

多少は影響しますが、努力次第で乗り越えることができて、奨学金といった制度も

存在しているため、絶対とは言えませんがないと思います。

 今あげたのはほんの一例で、この本の中にはリアルなイギリス(特に学校)を

垣間見ることができるのです。日本にはない教育制度、文化、考え方がたくさん

あって世界が広がるような気がします。

 一部ではありますが、LGBTセクシャリティについても取り上げられていて、

まさに多様性(ダイバーシティ)とは何なのかということを見つめ直すための

教科書だと思います。

 また本のタイトルである「ぼくはちょっとイエローでホワイトで、

ちょっとブルー」をはじめとする心に刺さるフレーズがたくさん出てくるのも

魅力の一つです。本の表紙の裏にはオスカー・ワイルド(「サロメ」や

幸福の王子」は、名前は聞いたことある人も多そうですね)の言葉をもじった

「老人はすべてを信じる。中年はすべてを疑う。若者はすべてを知っている。

子どもはすべてにぶち当たる」という言葉があって、まさにこの本の

言い得て妙な表現でしょう。

 他にもシンパシー(共感)とエンパシー(同情)の違いをネイティブの視点から

書かれていたり、相手の立場に立つという意味のことわざである「他人の靴を履く」

のように、イギリスで使われるスラングやジョークが使われていたりして、

他の本にはないワードセンスや言い回しがとても新鮮です。

 今世界中で流行しているコロナウィルスを、武漢ウィルスということは差別だと

問題になっていましたが、言われるまで差別だと気づいていなかった人もいると

思います。無論、気づくこともなく使い続ける人だっているほどです。

差別について知っていないと、知らずのうちに誰かを傷つけていることだって

あるのです。家に引きこもらないといけない今だからこそ、世界のことに目を

向けてみませんか?2019年の本屋大賞を受賞したぐらいですから、人生で1度は

読むべき本だと思いますよ。

 

番外編はこちら ↓

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オススメ1青のフラッグ

 さて、記念すべき第1回目の紹介コーナーは青のフラッグです。

文章を読むのが面倒な人のために、作品について1枚の画像にまとめてみました。

時間がある方は、下の文章も読んでもらえると嬉しいです。

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 最初に謝っておくと、実はこのブログで紹介すること自体がなかなかの

ネタバレになってしまうんですね……

というより、ネタバレを避けて紹介しようとすると、

「高校生たちが繰り広げる青春劇」といか言いようがないんですよ。

それぐらいセリフ、表情、場面全てが伏線になっているんです。

 本当は「たまたま本屋で見つけて手にとってみた」というのが、この作品を

1番楽しめる方法なのですが、初めての出会いがこのブログだったことを

差し引いても、きっと出会えてよかったと思えるほど素敵な作品なので、

思い切って紹介させていただきました!

 前置きが長くなってしまいましたが、実はこの作品は少年ジャンプの漫画なんです。

正確には少年ジャンプ+というアプリで連載されていたのですが、

この度、2020年4月8日をもって無事に最終話を迎えることができました。

単行本も発売されていて、現在7巻まで発売されています。

おそらく最終巻になると思われる8巻は2020年6月4日に発売される予定で、

紙だからこそのぬくもりや、ページをめくるドキドキがありますね。

 今すぐ読みたい、ちょっと試し読みをしてみたいという人は、

ジャンプ+のアプリをダウンロードすれば、5話までは無料で読むことができます。

ちょっとでも気になるという人は、ぜひ1回読んでみてください。

お金を払ったり、アプリ内でもらえるコインを集めたりすれば、1話から最終話まで

アプリだけで読むこともできます。

 本の方がいいなという人は、自粛しなければいけない今だからこそ

ネットのネタバレに注意してください。ネットショッピングをしようとして

うっかりネタバレを食らう可能性も十分あります。

はじめに話したように、作品の内容を何も知らなければ知らないほど

面白いと思います。

 ちなみに作者のKAITOさんは、少年ジャンプの連載作品として

「クロス・マネジ」「バディストライク」があるのですが、

青のフラッグとこの2つの作品は同じ世界観だそうです。

 僕は青のフラッグしか読んだことがないのですが、

中にはジャンプの方を知っているよという方もいるかもしれませんね。

青のフラッグは、2017年次にくるマンガ大賞Webマンガ部門で3位を

獲得したり、2019年には王様のブランチで紹介されたりしており、

最新話の更新日にはtwitterのトレンド入りをするほど影響力がある漫画です。

最終話を迎えてなお、末永く愛され続ける作品となるように、

一ファンとしてバンバン布教していきたいと思います!

 

第2回はこちら ↓

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オススメの本・漫画を紹介していきます

 こんにちは!皆さんはどうお過ごしでしょうか?

コロナウィルスのせいで、人と合うことも出来ず、外に出ることすら難しいよ

という人が多いと思います。

 そんな今だからこそ、読みたくなるような本、漫画を紹介していきたいと思います。

本当は中の人の趣味全開な本を選びたいところですが、一応LGBTsサークルの

ブログということで、LGBTに関する本を紹介していきたいと思います。

(趣味全開な本の方が気になるよ!という人はぜひ連絡ください。)

ネタバレはしないように紹介するので安心してください!

 

記念すべき1冊目はこちら ↓

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活動内容

 活動内容は、交流会、勉強会を行う予定です。

当事者のみの会、誰でも参加できる会、食事会、講演会に参加する会など、

要望や期待に応えられるようにしたいと思っています。

 また大学生に限定せずに、社会人の方や中高校などにも参加していただけるように

していく方針を取りたいと思っています。

 交流会については、以下のようなルールを設ける予定です。

実際に交流会を行ってみて変更をする部分や、追加をする部分もあると思います。

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